夫が他の女を好きになり、別れることになった。
浮気については離婚したいと言われた時には一切聞かされていない話だった。
それを知るのはだいぶ後になってからだ。
詳しくは↓
夫は銀行口座にあるお金をきっちり半分にするといった。
私達は銀行口座は一つしかなく、私の給料・失業保険もその口座に入金されていた。
ところで、フランスには慰謝料という考え方がない。
代わりに離婚補償手当という形で相手が離婚により生活レベルががくっと落ちる場合は補償する。
ということは、何と皮肉な、浮気していた方よりされていた方がお金を持っていたら、浮気男/女に補償金を払うとパターンもあるってこと!
納得がいかないけど、そういうものらしい。
私は彼から”慰謝料”はもらってない。(謝罪もされていないけどな!謝らないフランス人)
このお金について私は何も頼んでいない。彼の方から半額支払うと言ったけど、手切れ金だったんだろうね。本人もすっきりだろう。
その額、、、はい、どーん!
2万5000ユーロ
手数料やら為替の関係でだいぶ目減りしたけど300万程だった。
ちなみに、私は我々の口座にいくらあるか知らなかった。
でも、ちょろまかすような人ではないのでそこは信用している。
まとめまーす。
結婚生活およそ15年。
離婚当時元夫30代後半、私40代前半
子無し、その他財産無。
財産分与300万円。
この額が多いのか少ないのかわからない。あまり考えたくない。
友達は、日本で不貞行為に対する慰謝料請求は、時効まで3年あるから訴えろと言ってくれたけど、私はこれを慰謝料とみなすこととした。
色々思うことはあるけど、私は自分の口座にいくら入っているか知らない、そんな生活から抜け出す事ができたんだ。
自分の船の舵を自分で取ることができたんだ!
そう思うことにした。