言わないとわからない。
私達は、自分の思いを伝えることが苦手だと思う。
出しゃばってはいけない、目をつけられたらおしまい、
出る杭は打たれる。
ストレートな物言いは嫌われる。
察してよ。という表現法が好まれる。
そういう表現法がスタンダードな私達。
でもこの状況下では、実の無い曖昧さは捨ててほしい。
説明しないというのは、怠慢の極致だと思う。
不安でしょうがない。
我々はどこに向かっているのだ。
国民の” 民度 ”の高さに甘えすぎではないか?
そして根本、国民を舐め過ぎではないか?
とても悲しい気持ちになる。
今、薄ら笑いを浮かべながら、ギャグ(?)を言う国のトップ。
真剣に考えてほしい。この際嘘でもいいから
心を聞かせてほしい。
へらへらしないでほしい。
今でも在フランス日本大使館から定期的にメールが届く。
最近はマクロン大統領やカステックス首相の記者会見の
内容を和訳したもの。
具体的な感染状況、今後どのような措置を取るか、
クリスマス休暇どう過ごしてほしいか、検査の実績・実施目標など
国民へのメッセージ。
政府は少なくとも機能していると実感する。
ドイツのメルケル首相の演説も見た。
もちろん政治的な演出もあったとは思うが
私は素直に心を打たれた。
ヨーロッパと日本は違う?何が?
国のトップは国民を守り、導く義務がある。
それができないのなら、一刻も早く辞めてほしい。
私達には時間がない。
のらりくらりでどうにかなる話ではない。
利権を守りたいならそうすればよいが
自分の言葉で伝えろ!
真っ直ぐ正面を向け!
お願いだから。