今日から冬休み。
2020年の辛いこと、悲しいこと、恥ずかしいことも
一切合切この期間中に忘れてしまおうホトトギス
時間は無限にあるぞ!
何だこの万能感!
というわけでアマプラで映画を2本。
最高だね。
アマプラで良い映画に出会う事はなかなか無いのだけど、
今日見たのは面白かったよ。
セラヴィ!というフランス映画
フランス語学習の為、フランス映画はよく見る。
フランス映画っていうと、気取ってて、なんか
いけ好かん!ってのも多いけど、これはなかなかどうして。
何がって、フランス人あるあるがよ。
出てくる人物(まともな人ほぼいない)が
私の知ってるフランス人にそのまま当てはまって
にやにや。
舞台は古城で行われる豪華な披露宴パーティー
それを取り仕切る裏方達。次から次に巻き起こる(す)
問題にどう対処するか、はたまた、得意の責任逃れか?
怠慢、自己中を特徴とするフランス人が
パーティーを準備し、完璧に終わらせることなんて
できるわけない!っていう先入観を、
見事に打ち砕かないドタバタ劇。
で、結局なんだかんだあって大団円。
感動のフィナーレ。最高。
私には、フランスでこういう
終わり良ければ総て良しなんだね、あなた達。。。と思うことが
割とあった。
コトの過程で、どうなっちゃうの?いや、これ無理でしょ。
だからきちんと準備しとけって言っただろ!
ていうか、そもそもなんで時間通りに誰も来ないんだよ!
来たら来たで、すぐタバコ行くんじゃねえよ!
つうか、コーヒー休憩多くね?
しゃべるより手を動かせや!
という場面があるとするよ。(どんな場面?)
そういう日本人がすごーくイライラする場面があったとしても、
最終的にコトをおさめる力(強引さとも言う)が
彼らにはあると思うんだよね。
しかも自己評価高めだから、私達から見たら、
え?これで終了にする?
ってなるけど私はそこに、彼らのいい加減さと、
それでもなんとか形にさせる底力を見ていた。
何事もきっちりさせたい私は、大概は彼らにイライラしていたけど、
時に彼らのおおらかさと適当さを羨ましく思っていた。
色々あったけど、とにかく形にはなった。
さあ、終わった終わった、ワインを飲みましょう。
という気風
私がいた所が南部だったから特にそう感じられたのかなぁ。
彼らのそういう態度の被害者は、本当に本当にまじで、
たまったもんじゃないけどな。
セラヴィとは
彼らはよーく使う言葉。
これも人生さ。ってこと。
辛い事にぶち当たった時に、あきらめて次に行きましょう
っていう、気持ちを前にもっていく為のフレーズと
解釈してた。
割と好きな言葉。
C’est la vie !