朝を迎えると、そこは雪国だった

日々

日本に完全帰国してから3度目の冬

2度目までは、スタッドレスタイヤに変える必要

なかったんじゃね?

と思う程、雪が降らなかった

フランス時代は雪に触れることが全くなかったので

少し楽しみにしていたけど、

いざ、あれだけ積もったら憎しみしか湧いてない

必死よ必死

さっき雪かきしたけど、もう10センチ位積もってるもんね

はやっ!

やれどもやれども、我々をあざ笑うかのように、降り積もる。

雪はロマンチックなんかじゃない。

外に出て最初の30秒だけ、きれいだな~と思うけど

そこからは、ただの死闘ですわ。

雪はね、こわいよー

買い物に行けない(車出せないからね)

救急車通れない(今はコロナで

そもそも緊急を受け入れてくれないのか。。。)

屋根の雪下ろし作業で、誤って亡くなる人も毎年でてくる

ひたすら寒い、痛いほどに寒い

高速で立ち往生しちゃう

雪の中に鍵落としたら、もう生涯見つからないよ。とさえ思う絶望感

舐めちゃあいかんぜよ

ということで、母とふたり雪かきをはじめたのだけど、、、

思い出したわ~、あの感じ

私は子供の頃からとろく、せっかちな母はいつも

私にイライラしていた。

「早くしなさい」が口癖。

私のすることにいちいち口出しをして、

自主性を育てようとはしなかった。

自分がやった方が早いからすぐ手を出す。

私は母が怖くて、何事も早くやらなきゃ、

失敗しないようにしなきゃと常に緊張していた

時は流れ、私40代、母60代ですわ。

私の車の雪下ろしがどうも気に入らないらしく、

イライラのご様子。

この感覚久しぶりだ

私はもういい大人なので、言ったよね

「私のやり方でやらせろ!」と。

あの時の私に見せてやりたい啖呵をきったよね

しかし、、、

構図だけ見ると、60代後半の老人にキレる40代の女。。

あかん!

イメージ悪すぎる(私の)

ただでさえ、ご近所で私は”出戻り女”として

あることないこと噂されてるのよ~

啖呵きったは言いけれど、寒い、とにかく、寒い

・・・30分で娘離脱

いや、あのね、

母と私の精神的平和を守るためにも

ひとりでやったほうがいいのよ。

ふたりで力合わせてってことができづらい

親子なのよ。

という事で、そこからは母が孤軍奮闘がんばってた

さあ明日から、この界隈で私は(老)母に

ひとり雪かきをさせる”鬼”出戻り娘という

新たな称号を頂くことでしょう

まあ実際そうなんだけど

いやいや、嫁入り前なんでね、

悪い噂はノンノンノン!

汚名返上で、明日はがっつり雪かきまっせ~(ひとりで)