元義母からのメール再び

red mail box in front of a plant
Photo by Nina Mace Photography on Pexels.com
フランス

元義母からのメールはうれしい。

尊敬してやまない彼女からのメール。

うれしいのに、今、少ししんどい。

彼女は近況を報告してくれて、元義弟達の様子も教えてくれた。

勿論気を使って、元夫(とその家族)の様子は

1mmも書いてない。

私が関わったフランス人から、

私のフランス人に対するイメージは、

  • 「自分」を第一に考え人生を実行する
  • 「我慢」は苦手
  • 己の「幸せ」「向上」の為なら他人はどうでもよい

である。

分量多い少ないは人によるが、顔が浮かぶフランス人

だいたいこんな。

元義母は、他人に対しての思いやりや、フランス人には

レアアイテム共感力をもってくれていたので

私は彼女になついたし、自分の目標になった。

そんな彼女も、もれなく自分の幸せ追求タイプ。

たとえ家族であろうが、人の為に自分を犠牲に

するって感覚があまりない派。

私はそれを冷たいって思わなくて、ただただ自分を

大事にしているんだなあと思う。

誤解があると困るが、彼(女)らは家族を本当に

愛している。ただ、同じように自分を愛することも

怠らないってだけ。

そして、社会での和とか、慣習とか、いわゆる”空気”

とか気にしない。

だいたい皆そうだから、変な人!

って浮くこともない。彼・彼女はそういう人なのね

って一瞥して終わり。

人に構うより、自分なのだ。とにかく。

私はといえば、(勝手に決めつけた)彼らの性質とは

全く逆の人間。

彼らには不可解な存在だったと思う。

なぜ、自分を小さく見せるのか。

なぜ、人と出会おうとしないのか。

なぜ、人生を楽しまないのか。

元義母は、そんな私を理解しようとしてくれていた。

もしかしたら、元夫よりも。

彼女のメールは、今私が幸せなのかや、

友達、彼氏ができたか、など私が人生を充実させている

話しを聞きたい様子だった。

彼女は、病気も克服して、色々なことをしている

と書いてあった。いつも彼女は前を向いている。

残念ながら、私には、彼女のように、誰かと笑いあって

食事をしたり、日当たりの良い家の庭にデッキを

取り付けたり、ヨガ講師を始めたり、息子がパリに就職

が決まってさみしいけど良かった。

とか、そんな素敵な出来事なんて起こらない。

彼女が期待するような内容を返信することができない。

ネガティブなことなら、際限なく書けるのに。

彼女は、人のネガティブ話を好むタイプではないのだ。

心から私の幸せを祈って、私の成功を喜んでくれる

人だ。

心を殻で覆っている私の中にすっと入ってきた彼女に

私は会いたい。

そして、幸せじゃないけど、不幸せでもないよって

会って話したい。

メールは当たり障りのないことをまた書くしかない。

気が重い

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