元義弟からのメール

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フランス

フランス人パリ在住の元義弟からメールが届いた。

怖すぎる。何々?ママンに何かあったのか?

えいやっと開いた。

以下、私なりの超訳

久しぶり!元気?

実は、僕の友達カップルが世界旅行をしていて、

来週、東京と大阪に行くことになったんだ。

で、君、彼らとそこで会えないかなと思って。

興味ある?あ、もちろん強制じゃないよ。

とのことだ。

私はこのメールを読んだ時、風邪をひいていて

ベッドでうなっていた。

このメールを読み、熱が少し上がった気がした。

私、東京にも大阪にも住んでないのだが、、、

仕事もしているのだが、、、

言葉の壁、世代の壁、、、

彼らは20歳程度ヤンガーザンミー

私は、即返信した。

ワオ!とってもいいアイディアだと思う。

でも、今風邪をひいていて、来週彼らに会うための

エネルギーが無いと思う。

簡潔に。

証拠として、2割増ししんどそうな自撮りも添付した。

彼は本当にいい子だね。速攻メールが届く。

以下、私なりの超訳。

オーマイゴッド!

つらそうだね。君にエネルギーと勇気を送るよ!

頑張って。

友達とのことは気にしないで。

僕に何かできることがあったら言ってね。

・・・涙

風邪で精神ともども弱っていたので、

彼のやさしさに触れて少し泣いた。

そして、彼の友達を拒否ったことを

少し申し訳なく思った。

しかし、この彼の提案ってなかなかフランスっぽいな

と思うのだ。

これ、日本人なら絶対言わないと思う。

こういう友達の友達は皆友達みたいな感覚を

持ってる(私が接してきた)フランス人は多い。

おそらく、私の友達がフランスに遊びに行くから

泊めてあげてと、元義家族に頼んだとしたら、

快く泊めさせてくれるはずだ。

おもてなしはゼロであることは間違いない。

自然にいつもの食事を提供し、家の中だって

掃除をして準備しておかないと思う。

いつも通り、埃が舞う部屋で会話を楽しむ努力を

するはずだ。

こういう感じが本当に私にはカルチャーショックだった。

私が今までしてきたおもてなしって?

料理を頑張ったり、家の中をピカピカにしたりって

自分をよく見せるためという部分も

大いにあるんじゃないかなと。

そんで、勝手に疲れて、客人が帰ったあとはぐったり。

そこに元夫がいた場合は、愚痴ったりして。

元夫にしたら、そこまでする必要ないよ。

普段通りでいいよ。って毎回思ってたと思う。

勝手に空回りして、疲れて、人にあたる。

何がしたいんだ!?

そんなことを、かわいいかわいい元義弟からの

メールで思い出した。

今は、風邪も治り体調万全。

結局、”来週”の東京・大阪観光に付き合えたな

なんて思ったり思わなかったり。。。