読みづらい文章

white notebook and yellow pencil
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仕事

会社で1000文字程度の文章を書いて、それを上司に

読んでもらい、承認印を頂く。

というミッションが与えられた。

(謎なミッションかもしれないが、そこは

スルーしてもらって。。。)

私は文章を書くことが好きで、だからこうして

最弱頻度ながらもブログを書いているんだ。

で、割と推敲して、我ながら簡潔だし、インパクト

もあるしなかなかグッドな文を書けたなとか

思いながら提出したわけだ。

期限当日に。

赤ペンなんて入らないだろうと思っていたから、

ぎりっぎりに出したよね。

しかし、結果、上司からさんざんこき下ろされて

やり直しになった。

あまりの驚きに意識朦朧の中、

批評を聞いていたのだが

延々と続くその言葉の中で、やたら

「読みづらい」と言われた記憶がある。

辛い作業だが上司批評を思い出してみよう。

文章の順番がおかしい

一文で書けるところを分けて書いている

とか言われたな。(どういうこと?)

私の鼻はポキポキへし折られて、自分でも

驚くほど落ち込んだ。

そうだ、論文書いたことある?

も言われた!

一応大学出てますから!

これ批評じゃなくて侮辱と取るからな、おい!

それで、とにかく落ち込んで凹んで

しまったのである。

その上司は確かに読みやすい文章を書く。

面白み、味、温かみゼロだけどな!

しかし、仕事上それらは一切必要ないのだね。

読みやすいが正義なのだね。

とはいえ、私はそこまで読みづらい文章

を作っていたのか。

じゃあ、私は何を根拠に文章を書くことが

得意だと思ってきたのか。

客観的視線で自己を見られていない

いや、だとしたら恥ずっ!

どんな自信からブログなんて始めたのか。

そりゃ、読者も定着しないわ。

と、このブログにまでネガティブな想いが

およんだ。

過去に読んでくれた人、

今、もしかしたら読んでくれてる人。

お手数おかけしてしまい申し訳ありません。

こんな読みづらい文章、ここまで読んで

頂いて恐縮です。

大人になった今、まあ、文章に限らずだけど

自分のスタイルとかやり方とかが固定している。

それを一瞬で破壊されてしまった。

衝撃だった。

そこまでの衝撃を受けている自分に

驚いた。

たかがじじいの言ったことじゃないか。

そう言う私もいる。

でも、どうしても落ち込んでしまう。

プライドって知らず知らずエベレストよりも

高くなっているものなのね。

それがよくわかった出来事だった。

それがわかって良かったのかも。

私のプライドなんて砂の上に建つ

張りぼての城。

なんの土台もない、はかないまがい物。

結局、上司の赤ペン通りにほぼオール

作りなおし、made by上司と言ってもいい

文章ができあがった。

無味無臭のなんのひっかかりもない文章。

・・・まだプライド残ってるね、私。