流れ流れてここまでやってきた

フランス

 2年前にフランスを追い出され(被害妄想的に言うと)、老いた母が一人で暮らしていた家に戻ることに。母と二人で暮らすのは、大変楽な部分もあるけど精神的に余裕がない時はしんどい。私はほぼ精神的に余裕が無いのでいい年して反抗期ばりに母にイライラ。よくないよくない。母はそれこそ命を削って私たちを一人で育ててくれたんだから。

 とはいえ、心の平穏のためにもやっぱり仕事が決まったら一人暮らしをしようぞ!と意気込んで就職活動。

 仕事は何とか決まった。びっくりする位給料が安い。(職種:事務)←しょうがないかあ。。
時給でいったらフランスで働いていた時の方が高いんじゃね。バブバブしかしゃべれない外国人に払う給料より、言語コミュニケーション全く問題ない、経験も十分ある、エクセルもワードもパワポだって使いこなしちゃうよっていうおばちゃんに払う給料の方が安い。。当然なの?もうわからん。

 いや、しっかり計算してないよ?でも、多分そう。体感そう。
フランス時代は最低賃金(SMIC)だったんだけどねぇ。
確かに、フランスはがっぽり、まさに、がっぽり税金を持ってかれるけど、払った分還元されるので納得できる。

 よく言われているけど、医療費タダ。
一度手術をして入院1週間という事があったのだけど、無料だった。まあ、公立の病院だったからひどいもんだったけど。
それから、失業手当。2年ある所で働いていて、辞めて、その後1年だったかな?失業手当がもらえた。

こうやって戻ってくるので、税金も払い甲斐があるってもんよ。

 で、給料安いけど、自信も就職活動を続けていくパワーもなくなってきたかもめさん。
とある会社に入社した。この会社がまた、何というか、、、ひどい。
なので私はいつも心に麻酔をかけて出社する。生きていくためだ!

でもいつか麻酔切れてしまうんじゃないだろうか

ちなみに、一人暮らしは余裕で、できるわけがないので、いまだ母と二人暮らし中。。。